コロンビア共和国

コロンビア 地図

 

面積 1,138,910km² (日本の約3倍)

人口 約4,800万人

首都 ボコタ (標高2,600mに位置する)

人種 混血75%,ヨーロッパ系20%,アフリカ系4%,先住民1%

公用語 スペイン語

宗教 カトリック

日本との時差 14時間

主要産業 農業(コーヒー、バナナ、さとうきび、じゃがいも、米、熱帯果実等)、鉱業(石油、石炭、金、エメラルド等)

 

 

「コロンビア」と聞いて、地理的な位置は分からないが国名を聞いたことならある、という方が大半かと思います。さて、思い浮かぶ語は何でしょうか。

コーヒー?それとも、コカイン?誘拐・殺人?

 

1990年代は殺人事件発生率が世界最悪。

世界のコカインの8割を生産する国。

 

これもまた、世界に知られるコロンビアの真の一面です。

 

では実際、どれ程危険なのか。

コロンビアに住んでいると、10年前に比べたら比較にならない程治安が良くなった、と良く耳にします。確かに観光客数の増加が裏付けている通り、かなり住み易くはなったのだろうと感じます。ただ「安全な国」と呼べるまで一体何年掛かるのだろうか、というのが正直な思いです。

 

この地には dar papaya という表現が存在します。パパイヤをあげる、というのが直訳で、「トラブルに巻き込まれるような場所や立場に自分の身を置くな」という『コロンビアの11番めの戒律』です。盗難に会ったなら、盗難に会うような格好をして歩いていた本人が悪い、と。高価そうなカメラをちらつかせて歩く?バスに乗りながらiPodで音楽を聴く?金属のピアス、ネックレスを身につけて外出する?全て、パパイヤをあげている行為なのです。

 

このメンタリティの違い。

絶大なカルチャー・ショックを受ける外国人も少なくありません。

ただ、この地のメンタリティにさえ便乗してしまえば、コロンビアは、国の暗い一面の存在を忘れさせてしまうほどの魅力が溢れる国です。このメンタリティさえ理解して行動すれば、確かにコロンビア人が堂々と胸を張って言うように、安全な国だと言い切れてしまうのでしょう。

 

アマゾン熱帯雨林

コロンビアのジャガー
       コロンビアのジャガー

アマゾン熱帯雨林は南アメリカ大陸の7カ国をまたぐ、世界最大の熱帯雨林です(ブラジル・ペルー・コロンビア・ベネズエラ・エクアドル・ボリビア・ガイアナ・スリナム・仏領ギアナ)。

ブラジルがその6割を占めており、続いてペルーが13%、コロンビアが10%と続きます。総面積は550万km²で、日本の国土の20倍近くの広さに相当します。

 

世界最大の熱帯雨林であるだけに、生態系は地球一豊かであり、250万種の昆虫類、数万種の植物、2千種以上の鳥類と哺乳類が生息すると言われています。

ブラジルのインディヘナの子供
    ブラジルのインディヘナの子供

この豊かなアマゾン熱帯雨林の環境破壊の話は、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。逆に、あまりに話を学校で聞かされ過ぎて、あまりに異国の話で、あまりにスケールが大きい話で、無関心になってしまった人も多いのではないかと思います。
コロンビアに住んでいるからと言って、熱帯雨林の環境破壊を身体で感じて生きている訳では全くありません。この地にいても、確かにスケールが大きすぎる話で実感は沸かないのが事実です。

 


しかしながら、環境破壊の打撃を直接受けて生きている人たちがいます。


マイノリティであるアマゾンに住むインディヘナ(原住民族)です。

彼らはその目でアマゾン川の汚染により魚が死んでゆくのを目撃し、身を持って動植物の悲しみと苦しみを感じているのです。

 

シャーマニズムはアマゾン熱帯雨林から生まれ、ジャングルの壮大な力を借りてでしか存在し得ない。よって、熱帯雨林の破壊は、シャーマニズムの破壊に等しいのです。


このプロジェクトを通じて南米シャーマニズムに間接的ながらも多くの方々に触れてもらえることで、アマゾン熱帯雨林を守る動きへの世界的な関心が高まることを願ってやみません。

 

 

写真提供: http://kids.mongabay.com/